「ワンクぬりえコンテスト」 入選51作品決まる

入賞作を選んだワンクぬりえコンテストの審査会=長崎市五島町、西日本シティ銀行長崎支店

 「ワンクぬりえコンテスト」の審査会が21日、長崎市内であり、市内を走る路面電車にラッピングする最優秀2作品を含む入選51作品を選んだ。
 コンテストは西日本シティ銀行(福岡市)と長崎銀行(長崎市)、長崎新聞社(同)の主催で、本県では初開催。県内の4歳~小学生を対象に昨年11月募集し、2563点の応募があった。
 塗り絵は、両銀行の親会社西日本フィナンシャルホールディングス(FH、福岡市)のイメージキャラクター「ワンク」と、長崎くんちの龍踊(じゃおどり)、諏訪神社の長坂が描かれた図柄。思い思いにカラフルな色を付けた作品の中から、子どもらしい創造性や塗り絵を楽しんでいるかなどを審査した。
 審査員を務めた長崎銀行の開地龍太郎頭取は「一生懸命に考えて塗ってくれたことが伝わってきた。(4月下旬から)ラッピング電車が走るのを見て、長崎の町が元気になれば」と話した。
 入賞5作品は2月下旬に本紙と西日本シティ銀行ホームページで紹介する。3月12日に県美術館で開幕する「深堀隆介展」の会期に合わせて入選51作品を展示。表彰式も予定している。

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