新潟県は２３日、新発田市と上越市で県内８３５例目から８４１例目となる新型コロナウイルス感染症患者が計７人確認されたと発表した。
新規感染者７人の内訳は、新発田市で５人と、上越市で２人。すべて既存の感染者の濃厚接触者であり、感染経路が特定されている。８３５例目を除き、７０歳代、８０歳代の患者である。
８３５例目は新発田市在住で会社員の３０歳代女性。県内７８４例目（新潟市３１８例目）の濃厚接触者として検体を採取し、２２日にPCR検査の結果、陽性が判明した。現在、咽頭痛の症状がある。
８３６例目、８３７例目はともに上越市在住で、県内７９０例目（５０歳代女性の福祉施設職員）が勤務する施設の利用者。８３６例目が８０歳代の男性で、８３７例目が８０歳代の女性。２人とも無症状だが、２２日にPCR検査の結果、陽性が判明した。施設では現在、職員と利用者合わせて１３３人を検査しており、現在８人の陽性が判明している。
８３８例目から８４１例目はすべて新発田市の高齢者施設関連の濃厚接触者。８４１例目の男性のみ発熱の症状があり、そのほか４人は無症状。同施設では、職員、特養入所者、ショートステイ利用者、サービス付き高齢者向け住宅利用者の全員を検査し、これまでに１０人の陽性が確認されている。
偽陽性や再感染者を除いた県内の累計感染者数は８３８人となった。入院者は２２日時点で１０８人で宿泊療養が４２人。
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