大相撲初場所14日目(23日、東京・両国国技館)、幕内明瀬山(35=木瀬)は幕内栃ノ心(33=春日野)を寄り切って9勝目。納得の内容に取組後は「良かったと思います」と息を整えながら笑顔を見せた。
元大関との一番は「胸を借りるつもりで行きました。勝ち負け関係なく思いきり当たって、負けたら格上だし仕方ないと。優勝経験者だし、次元が違う相手なので」と振り返る。それでも内に秘めた〝ダメ元根性〟が白星につながった。
千秋楽で2ケタ白星の可能性を残した明瀬山。「とりあえずケガなく終わりたい」と控えめだが、期待は高まるばかりだ。