【初場所】朝乃山〝ノルマ〟達成の10勝目 それでも「相撲内容はダメ」

明生(手前)を突き落とした朝乃山

大相撲初場所14日目(23日、東京・両国国技館)、大関朝乃山(26=高砂)が幕内明生(25=立浪)を突き落としで下して、10勝目を挙げた。

差し手争いから追い込まれながらも「体が自然に動いた。決まったのはたまたま」という突き落としを決めた。

取り組み後は「相撲内容はダメですから。反省もしていかないといけない」と振り返った。

初のカド番で迎えた今場所は6日目までに3敗を喫したが、中盤に5連勝を飾り巻き返した。「大関の勝ち越しは2桁以上だと思うので。最後なので思い切って自分の相撲を取りたい」。千秋楽も貪欲に白星を狙う。

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