自転車保険、伸び悩み 県、4月義務化へ啓発

賠償責任補償などが付いた「TSマーク」(自転車向け保険)。県内は保険加入率が低迷している=宮崎市東大淀1丁目の「えのきサイクル」

 新型コロナウイルス禍で密を避ける移動手段、運動不足解消の趣味として、県内で自転車の人気が高まる中、損害賠償保険の加入率の低迷が課題となっている。県が直近に行った調査で自転車保険の加入率は38%。県の条例施行で4月以降は加入が義務化されることになっており、県や関係者が啓発に注力している。

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