御菓子御殿が「紅いもカレー」を発売 ブランド豚肉「紅豚」も使用で「紅」づくし!

 御菓子御殿(読谷村、澤岻英樹社長)は1月22日の「カレーの日」に合わせ、県産の紅芋と豚を使用した「紅いもカレー」を発売した。新型コロナウイルスで観光客が減少した影響により、土産品が売れず紅芋の在庫が増えていることから、消費の拡大を目指す。

 御菓子御殿が紅芋を、食肉製造販売のがんじゅう(読谷村、桃原清一郎代表)がブランド豚肉「紅豚」を提供する。カレーソースに紅芋のペーストを使用し、具材に30グラムの紅芋の塊が入る。紅豚も15グラム入っている。甘口寄りの中辛口。

 カレーの開発を手掛けた食のかけはしカンパニー(うるま市、篠原辰明代表)の森本資司製造部長は「紅芋の風味と、カレーの滑らかな口当たりが両立するようにバランスを大事にした」と話した。

 180グラムで820円(税別)。御菓子御殿とがんじゅうの直営店、オンラインショップで販売する。月間500個の販売を目標に、販路を広げていく予定。

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