大相撲初場所千秋楽(24日、東京・両国国技館)、十両勢(34=伊勢ノ海)が左手を骨折して2005年春場所の初土俵以来、初めて休場したことを受けて、師匠の伊勢ノ海親方(55=元幕内北勝鬨)が電話取材に応じた。
伊勢ノ海親方によれば、勢は前日の西幕下4枚目大翔鵬(26=追手風)戦で「(左手親指の)付け根あたり」を負傷し、念のためレントゲン検査を受けた結果、骨折していることが判明。その後「診断書を持ってきて休場したいということだったので、休場させた」という。
これまで連続出場1090回と無休で土俵に立っていただけに「本人は悔しいと思う」
一方、今場所は6勝8敗1休に終わり、春場所(3月14日初日、エディオンアリーナ大阪)では十両陥落の可能性がある。今後については「まだ話はしていない。これから何らかの形で話はするだろう。(相撲を)取るのは本人なので、本人の意向が第一だと思う」と語った。