【UAE・アブダビ発】格闘技イベント「UFC257」が24日に行われ、元2階級制覇王者のコナー・マクレガー(32=アイルラインド)が約1年ぶりの復帰戦で2R2分32秒、TKO負けを喫した。
ダスティン・ポワリエ(32=米国)とのライト級戦では1Rから左右のストレートと後ろ回し蹴りで積極的に攻めたが、ふくらはぎ部分を蹴るカーフキックに苦戦を強いられた。
2Rに入り前に出たマクレガーはラッシュを仕掛けるが、再びカーフキックで動きを止められた。最後はパンチの連打から右フックを浴び、レフェリーが試合を止めた。
試合後は「長い間試合を離れて、こういう結果になった。(カーフキックが)脚に効いてしまい、動ききれなくなった」と振り返り「またここから立て直していく」と誓った。
昨年1月の「UFC246」でドナルド・セラーニ(37=米国)に40秒KO勝ちしたマクレガーは、同6月には現役引退を表明。これが再起戦だった。