献血低迷、計画の8割 新型コロナや寒波影響 血液センター協力呼び掛け

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 長崎県赤十字血液センターによると、今年に入り献血者が低迷している。県内で18日までに献血(400ミリリットル)に協力した人は1492人で、血液製剤の需要予測を基にした計画人数の80.3%にとどまった。
 県内でも新型コロナウイルスの感染が拡大、県独自の緊急事態宣言が長崎市に発令されたことなどを受けて、外出を自粛する人が増加。7~10日に九州北部上空に強い寒気が流入、降雪により献血バスの活動が制限されたことも献血低迷に影響したとみられる。
 同センターは「献血は緊急事態宣言時でも継続が求められる事業」と強調。「血液供給に支障を来せば、必要な手術もできなくなり医療崩壊を招く」として、県民に献血への協力を呼び掛けている。
 同センターによると、県内で昨年2月以降、献血者が計画人数を上回ったのは5月だけ。緊急事態宣言が初めて発令された4月は計画の89.6%、記録的大雨に見舞われた7月は87.3%にとどまった。
 県内では長崎、佐世保両市の献血ルームと、献血バスで採血を実施。会場での3密を避けるため、前日の午後5時までに予約を入れることを推奨している。問い合わせは同センター献血推進課(電095.843.3331)。