やっちまった。「行き当たりばったりな人」の特徴4つ

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「私の人生、“行き当たりばったり”な気がする。このままでいいのかな……」と悩んでいませんか?

特に、落ち込む出来事が続いたりすると、思考が負のスパイラルに巻き込まれてしまいますよね。

ただ、行き当たりばったりな生き方は一概に悪いことなのでしょうか?今回は「行き当たりばったりな人生」についてさまざまな角度から考えてみたいと思います。

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■「行き当たりばったり」の意味

まずは、「行き当たりばったり」の言葉の意味や、類語・同義語などをおさらいしておきましょう。

◇「行き当たりばったり」とは?

行き当たりばったりとは、「無計画にその場の成り行きに任せて行動を起こしている様子」のことをいいます。

◇「行き当たりばったり」の言い換え表現

「出たとこ勝負」「ぶっつけ本番」といった言葉は、行き当たりばったりの「無計画に物事を進めて、壁に当たると当たった時点で次の行動を考える」という意味の上では同義です。

ただ、「出たとこ勝負」と「ぶっつけ本番」は、試験など一過性の出来事に対して使うことが多いのに対し、「行き当たりばったり」は連続した時間の過ごし方に対して使われることが多いです。

また、「その場しのぎ」も同じような意味で使われることが多いですが、これらの言葉は「うまく取り繕う、場をごまかす」という意味です。

つまり、「成り行きで行動したその“結果”、取り繕ったりごまかしたりする様子」に対して使われることが多い言葉だといえるでしょう。

■行き当たりばったりな人の特徴

では、行き当たりばったりな人にはどのような特徴があるのでしょうか。心理学的観点から紹介します。

◇(1)快楽主義

快楽主義とは、自身の心地良さに大きな価値を置く思考のことです。

行き当たりばったりにならないためには、まず計画を立てるということが大切になってきますが、計画を立てることはラクな作業ではありません。

ですので、快楽主義の人にとっては計画を立て、さらに実行に移すまでが途方もなく長い道のりに思えてしまい、「やっぱり無理」となってしまいがちなのです。

◇(2)刹那主義

刹那主義とは、過去も未来も考えず、今この瞬間を感情のままに生きることに価値を置く考え方のことです。

そんな刹那主義な人は、物事の捉え方も人間関係においても来るもの拒まず去る者追わずですので、気負いがなく本人の実感としては楽しく生きている人が多いです。

しかし、周囲の人がそれに振り回されてしまうということがよくあります。

◇(3)衝動性が強い

「興味があるものにはすぐに手を出す」「思ったら即実行しないと気が済まない」「興奮すると後先考えず行動してしまう」といった衝動性が強いタイプも、結果として行き当たりばったりになりやすいです。

このタイプは、刹那主義のように自らその思考を主義としているという人は少なく、後から行動を振り返り後悔することも多いので、このような自分の性格に悩んでいることもあります。

◇(4)ポジティブ思考

物事を全て良い方向に考えるポジティブ思考な人も多いです。

このタイプは、行き当たりばったりの先が残念な結果であっても「この経験は次に生かせる!」と前向きに捉えることができます。そのため、行き当たりばったりな生き方が怖くないのです。

■「行き当たりばったり」な性格はデメリットばかり?

行き当たりばったりな人の特徴を挙げましたが、先のことばかり考えてなかなか行動に移せないタイプや、計画が狂うとイライラしがちな人は「なんだかうらやましい」と感じたのではないでしょうか。

行き当たりばったりとは、デメリットだと思われることが多いですが、TPOをわきまえ、人に迷惑を掛けなければ、気負いのない快適な生き方ともいえます。

私たちの日常生活は、○時に起きて、○時の電車に乗り、明日の仕事のために○時には寝る、など意外と規制や規約が多いのが実状です。そんな日常に疲れた時は、行き当たりばったりな行動を取ってみることも、ストレス発散には良いといえるでしょう。

■行き当たりばったりな性格を直す方法

ただ、やはりネガティブな部分が目立つことも否めません。

そこで、最後に行き当たりばったりな性格を直す方法についてもお伝えします。

◇(1)スケジュールを立てる

守れるか守れないかは別として、まずはスケジュールを立ててみましょう。

ただ、行き当たりばったりに慣れている人が、いきなり1カ月先のスケジュールまで組んでも途中で投げ出してしまう可能性が高いです。

したがって、まずは1週間のスケジュールを立てるところから始めてください。スケジュール通りに遂行できた時の達成感と充実感を味わうと、次の予定も立ててみようと思えてきます。

◇(2)日記をつける

日記をつけると、必然的にその日1日何をしていたか、そしてどんな感情になったかを振り返ることになります。振り返ると、反省ができ、反省は学習と未来への展望につながっていきます。

日記アプリなど手軽に使えるツールもありますので、寝る前にSNSをチェックするのと併せて、スマホで日記を入力するという習慣も取り入れてみることをおすすめします。

◇(3)うそをつかない

「うそをつかないこと」を強く意識して生活してみてください。

前段でもお伝えしましたが、行き当たりばったりの人は、その計画性のなさから周囲に迷惑を掛ける結果になることも多いため、自分でも無意識に自己弁護のためのうそをついてつじつまを合わせたり、その場しのぎのうそをついてしまったりしがちなのです。

「行き当たりばったりな性格を修正する」と考えると難しいですが、とにかくうそはつかないこと。まずはここを意識してみましょう。

◇(4)何かを始める時に「その先にどうなりたいのか」を考える

行き当たりばったりの人は、何かを始める時の瞬発力は高いのですが、それをすることによってどうなりたいのか、という「結(むすび)」を考えていないことが多いです。

例えば、資格を取ろうと思うと学校の資料を取り寄せ入学するまでは早いのですが、そこに通って「どうなりたいのか」までしっかり考えていないことが多いのです。

資格取得がゴールになる職業はありません。「独立開業」がゴールだとしたら、業界についての情報収集や経営知識など並行して学ぶべきことがあるはずです。

「これを始めたい」と思ったら、「それをすることによってどうなりたいのか」までを考えてみてください。

■今からでも生き方は変えられる

人生は、しっかり計画を立てていてもなかなか思い通りに進まないものです。ですので、感情が赴くまま後先考えず自由に生きればいい、という考え方も決して間違いではありません。

しかし、そういう生き方に疑問を感じたのであれば、一度立ち止まってその感情にもぜひきちんと耳を傾けてください。実は自分の生き方の転機の時期がきているのかもしれませんよ。

(小日向るり子)

※画像はイメージです

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