ディズニー&ピクサー最新作で注目のジョン・バティステが新AL発売決定

ジョン・バティステが、新アルバム『ウィー・アー』を3月19日にリリースすることが決定した。あわせて、同作から「アイ・ニード・ユー」を先行リリースするとともにミュージック・ビデオ(MV)も公開している。

Youtube:Jon Batiste - I NEED YOU

「アイ・ニード・ユー」は、ソング・ライターのオータム・ロウ、プロデューサーのキッゾとタッグを組んで制作・作曲され、20世紀初頭に黒人ミュージシャンの中で愛されたサウンドに、現代ポップ的なプロダクションとヒップ・ホップのストーリーテリングが融合されたジャンル・レスなナンバー。幅広い音域を縦横無尽に繰り出すバティステのボーカルが、ピアノとサックスの波に飛び込む爽快チューンとなっている。

バティステは、同曲について「この曲は世間の雰囲気を浄化する、2020年以降の世界を包み込む暖かいハグのようなものです。さあ、バイヴスを取り戻しましょう!」とコメント。

MVは、バティステが訪れた美術館を舞台に繰り広げられるファンタジー。1920~40年代のハーレムでのスイング・ダンスにオマージュを捧げ、当時流行した映画のエッセンスを加えた仕上がりで、バティステはリトル・リチャードやジェームス・ブラウンを連想させるストーリーのリードマンと、バンド・リーダーの一人二役を演じている。

新アルバム『ウィー・アー』は、バティステ本人が「キャリア・チェンジング(=ターニング・ポイント)」となると自負している作品で、パンデミックと不安定な世界を鼓舞するアンセムとしての役割も秘めている。収録されている楽曲の大半が、彼が音楽監督、バンド・リーダーを務めるCBSの人気トーク番組「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」の楽屋でロウとキッゾと共に作曲され、ニューヨーク、ロサンゼルス、そして彼の故郷であるニューオーリンズでレコーディングされた。

彼のルーツであるブラック・ミュージックへのラブレターでもあり、メイヴィス・ステイプルズ、クインシー・ジョーンズ、ザディ・スミス、マルーン5のメンバーであるPJモートン、トロンボーン・ショーティ、セント・オーガスティン高校のマーチング・バンド、バティステの父であるマイケル・バティステなど多くのアーティストが参加している。

©Louis Browne

ジョン・バティステは、ディズニー&ピクサー最新作『ソウルフル・ワールド』の音楽担当に抜擢されたアーティストで、NBAのオール・スター・ゲームでの国歌斉唱や、アメリカの国民的番組「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」の音楽監督兼バンド・リーダーとして、全米を通して幅広い知名度を誇る。昨年にはブラック・ライヴス・マターでの音楽を使った平和的デモ活動も注目を浴び、ジェニファー・ロペスとマイケル・B・ジョーダンらと共に、コーチの広告にも登場。2021年を代表するアーティストになるとの呼び声も高く、彼の新しいアルバムは要注目だ。

■リリース情報

ジョン・バティステ

『ウィー・アー』

2021年3月19日リリース

価格:¥2,860 税込 (SHM-CD) 

品番:UCCV-1186

視聴・購入などはこちら

© ユニバーサル ミュージック合同会社