ノイアーがカーン氏超え  通算197試合無失点のリーグ新記録達成

ノイアー(左=ロイター)とカーン氏

ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンの同国代表GKマヌエル・ノイアー(34)が、24日のシャルケ戦で4―0の勝利に貢献し、通算197試合無失点のリーグ新記録を打ち立てた。通算196試合で並んでいた元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏を抜いた。

ペナルティーエリア外への飛び出しなど守備範囲の広さが特徴のノイアーは通算423試合出場で記録を達成。新記録がかかった古巣のシャルケ戦では、自身の好セーブもあり、無失点勝利に大きく貢献。20日のアウクスブルク戦でカーン氏の196試合に並んだときには、自身のインスタグラムで「守備陣の素晴らしい仕事の結果」とコメントしていた。今後も現役生活を続けていくだけに、記録を伸ばしていきそうだ。

一方のカーン氏は現役時代にBミュンヘンで活躍し、2002年日韓W杯では正守護神として準優勝を果たした。シュートへの反応の鋭さや気合を前面に出すプレースタイルが特徴だった。

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