4月の後楽園「栄西茶会」中止 コロナで安全面に配慮、2年連続

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2019年の「栄西茶会」の様子

 新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、4月25日に岡山市北区の後楽園で開催を予定していた「第76回栄西禅師賛仰献茶式・大茶会」(栄西禅師賛仰会、山陽新聞社主催)の中止が25日までに決まった。昨年に引き続き2年連続の中止。

 表千家、裏千家、武者小路千家の三千家流と岡山ゆかりの古儀茶道藪内流、速水流の計5流派が毎年持ち回りで献茶し、園内各所に茶席を設ける。例年約2500人が訪れて混雑することなどから安全面に配慮した。

 茶会は、臨済宗の開祖で、中国から喫茶の風習を伝え、茶祖と仰がれる栄西(岡山市出身)をしのぶ目的で1933年に始まった。戦争の激化で一時中断し、52年に再開された。