家庭で余っている食料寄せて 順正学園センターが協力呼び掛け

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買い物客(手前)にちらしを配って協力を呼び掛ける吉備国際大の学生=ポルカ天満屋ハピータウン

 順正学園ボランティアセンター(高梁市伊賀町)は25日、家庭で余っている食料を集め、経済的に困窮している世帯に届ける「フードドライブ」をポルカ天満屋ハピータウン(中原町)など市内3カ所で始めた。新型コロナウイルス禍で提供先が増えているといい、2月26日まで各会場に専用の収集箱を設置して協力を呼び掛ける。

 フードドライブは「募食」とも呼ばれ、活動はイズミゆめタウン(落合町阿部)、市役所でも実施。コメや賞味期限まで1カ月以上ある缶詰、レトルト食品、離乳食などを収納箱に入れてもらう。集まった品はセンターで仕分けし、同学園の系列校がある岡山、宮崎県で主に15歳以下の子どもを育てている生活困窮世帯に送る。

 センターによると、2020年度の提供先は両県で約120世帯。新型コロナの影響で職を失うなどして、19年度より約20世帯増えているという。ポルカ天満屋ハピータウンではこの日、センターで活動する吉備国際大の学生4人が収納箱を置き、活動の趣旨を説明するちらしを買い物客らに配ってPRした。

 2年の女子学生(20)は「コロナの影響で困っている家庭は例年以上に多い。助けを必要としている人たちに届けたい」と話した。

 収集品は酒類や生鮮食品は除く。27日~2月26日は総社市役所や天満屋ハピータウンリブ総社店(門田)でも行う。問い合わせは順正学園ボランティアセンター(0866―22―3548)。

 同学園は15年から子育て中の生活困窮世帯への食料品提供事業「順正デリシャスフードキッズクラブ」を展開している。