【新日本】泥沼のテンコジ×UE抗争 30日「敗者モンゴリアン封印」&「ノーDQマッチ」で決着へ!

互いにモンゴリアンチョップを打ち合う天山(左)とオーカーン

新日本プロレスの25日・後楽園ホール大会で、天山広吉(49)、小島聡(50)の「テンコジ」とウィル・オスプレイ(27)、グレート―O―カーンの「ユナイテッド・エンパイア」の抗争は連夜の無効試合となった。

6日東京ドームシティ大会でオーカーンが天山の首を破壊したことで勃発した両チームの抗争は激化の一途。24日後楽園大会では大荒れの果てにノーコンテストとなっていた。

この日のタッグ戦ではさらに両軍がエキサイト。テンコジがイスを手に入場すれば、UEはセコンドのビー・プレストリー(24)が介入し急所攻撃と互いに手段を選ばない。場外乱闘からリングに戻った天山とオーカーンがモンゴリアンチョップの応酬を繰り広げたのもつかの間、暴走したオスプレイがリングに投げ込んだテーブルを巡って攻防が繰り広げられる。レフェリーが制止に入るも天山に突き飛ばされ、わずか2分25秒で2夜連続の無効試合が宣告された。

試合後も興奮状態のオスプレイは「小島、武器を持ち出すほど切羽詰まっているのか? いいぞ、名古屋(30日)でのシングルマッチはノーDQマッチでやってやろうじゃねえか」と反則裁定なしの決着戦を提案。小島もこれを受諾し「何がノーDQだ! おめえらがやってんだろ、散々よ! なんだっていいぞ。お前なんか絶対にブチのめしてやっからな、この野郎!」と制裁を予告した。

また、30日愛知大会でシングル戦を控えるオーカーンから「敗者モンゴリアンチョップ封印マッチ」を要求されていた天山も受けて立つ構えを見せた。「お前が言うことちゃうやろ、オラ! 俺の技なんや! なんでもやったるよ。おう、かまへんよ。なんでも来い。お前を血の海に沈めて、ブチのめして、終わりや。もうグチャングチャンにしてやっからなバカタレがアホ! クソッタレ!」といきり立っていた。

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