トランプ支持で「ネトウヨ」と揶揄された三浦マイルドが拉致「救う会」に月給全額を寄付

三浦マイルド

2013年の「R‐1ぐらんぷり」(現R‐1グランプリ)王者の芸人三浦マイルド(43)が、自身の月給全額を「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」(救う会)に寄付したことが26日、SNS上で称賛されている。

三浦は25日、ツイッターで「吉本興業から、振り込まれた今月のお給料を全額、救う会(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)に送らせていただきました」と報告。「世論が高まれば、拉致問題は進展すると信じています。一日でも早い解決を願います」と続けた。

ツイッターには併せて、吉本からの今月分の給与明細と思われる「14万3694円」と記された書面と、ゆうちょ銀行で三浦が救う会あてに送金した「14万3694円」の振替払込請求書を並べてアップ。1月分の月給14万3694円を全額救う会に振り込み、振替手数料も自身が負担したようだ。

この行為に26日、フォロワーから「なかなかできないこと」と称賛が殺到。なかには、「すごいのう!男前じゃ!とても『こん外道! 着払いで送ってきよったで!』というネタを考えた人物とは思えん」という声もある。三浦は出身の広島県をモチーフにしたネタ「広島弁講座」で「こん外道! 着払いで送ってきよったで!」と絶叫しており、これを引用したわけだ。

三浦といえばツイッターで、政治的コメントも記している。今月16日には「僕はトランプ支持者です」と表明。同月25日には「アイコンをトランプ元大統領にしているせいか、一部で『ネトウヨ』だと揶揄されております。考え方が違うだけで、平和な日本を子供たちに残したいという思いは、右の人も、左の人も同じだと思います」とつづっている。

26日現在で、ツイッターのアイコンはトランプ氏のものから本人のアイコンに切り替えている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社