【WWE】コロナ感染のWWE王者マッキンタイアが復帰。ゴールドバーグと視殺戦

復帰したWWE王者のドリュー・マッキンタイアはゴールドバーグ(右)と視殺戦を展開した(©2021-WWE,-Inc.-All-Rights-Reserved.)

【フロリダ州セントピーターズバーグ25日(日本時間26日)発】WWEのロウ大会が配信され、新型コロナウイルスに感染していたWWE王者ドリュー・マッキンタイア(35)が約3週間ぶりにロウ大会に復帰。次回PPV大会「ロイヤルランブル(RR)」(31日)での〝怪物〟ことゴールドバーグ(54)との王座戦へ向けて復調をアピールした。

大会冒頭でマイクを握った王者は大歓声を浴びながら「みんなに心配をかけてしまったが、この通り復帰することができた。確かにゴールドバーグは勝ち続けた記録(173連勝)を持つ、敗北を知らない男だ。だが次のロイヤルランブルで最後に立っているのはこの俺だ」と防衛を誓った。

ここでミスター「MITB」のザ・ミズ(40)とジョン・モリソン(41)が登場。ミズはかねて王座戦後のキャッシュインを予告しており「チャンピオン、復帰おめでとう。王座戦は怪獣対決だな。だけど俺にも作戦がある。最後に王者になるのはこの俺だよ」と小馬鹿にした口調で語った。

ここでゴールドバーグが壮大なテーマ曲に乗って登場。さすがにミズ組はおびえてエプロンに逃げる。王者とゴールドバーグは数秒間、見る側の胃液が逆流するような視殺戦を展開。最後は怪物が「日曜日、次はお前だ」と決めゼリフを王者に放った。

しかしその間、男と男のにらみ合いに「やっちゃえ、やっちゃえ」などと茶々を入れ続けたミズ組に両雄が激怒。2人をリングに引きずり込むとマッキンタイアはモリソンにクレイモア(ランニング式シングルドロップキック)、ゴールドバーグはミズにスピアーを決めてKO。お互いが6日後の決戦へ向けて気勢を上げた。

「ロイヤルランブル」は日本時間2月1日、WWEネットワークで配信される。

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