国会議員の「クラブ通い狩り」が始まった!〝永田町のマツジュン〟も標的に

クラブ通いがバレた自民党・松本純議員

狙われて当然だ――。緊急事態宣言の発令下で、飲食店には午後8時までの時短営業、国民には不要不急の外出自粛が要請されている中、模範となるべく国会議員がその禁を破って、クラブ通いが判明。不届き者が相次いで〝摘発〟された。

デイリー新潮が26日、掲載したのは「麻生側近議員が23時まで『イタメシ』と『銀座クラブ』をハシゴの証拠写真」とのスクープ。松本純元国家公安委員長(70)が今月18日、都内のイタリア料理店と銀座のクラブを夜8時以降にハシゴした瞬間の写真を掲載していた。

「松本氏はマツモトジュンの名前から自民党の〝マツジュン〟で知られています。麻生太郎財務相の側近中の側近で、常に一眼レフカメラを携帯し、同僚や会合の写真を撮っているのが有名ですけど、自分が撮られちゃダメでしょ」(永田町関係者)

文春オンラインでも26日、公明党の遠山清彦衆院議員(51)が今月22日、深夜の銀座クラブ通いしていたのがばれ、党から注意を受けていたと報じた。遠山氏は参院当選2回、衆院当選4回のベテランで、こちらは〝永田町の遠山の金さん〟で親しまれている党の次代を担う中堅だ。

各党は緊急事態宣言下で、不要不急の外出はもちろん、夜の会食を控えるよう議員らに通達しているが、この2人のクラブ通いは、〝必要至急〟の案件だったというワケか。

昨年の緊急事態宣言時も立憲民主党(当時)の高井崇志衆院議員(51)の歌舞伎町セクキャバ通いが判明し、除籍処分となった。

自民党関係者は「夜に出かける議員を週刊誌や写真誌が狙い撃ちする〝飲み会狩り〟が始まるのは明白だった中、銀座のクラブに通っているとは…。もうスキがあり過ぎて話になりません」と嘆いた。

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