ブルージェイズが1年1800万ドルでセミエンと合意 二塁で起用か

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「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、ブルージェイズはアスレチックスからフリーエージェントとなったマーカス・セミエンの獲得に成功したようだ。「ESPN」のジェフ・パッサンは今回合意した契約が1年1800万ドルであることを伝えている。ブルージェイズは正遊撃手としてボー・ビシェットがいるため、セミエンを正二塁手として起用する方針であるとみられている。

今オフのブルージェイズはフランシスコ・リンドーア(インディアンスからメッツへトレード)の獲得に乗り出していたことが報じられ、アンドレルトン・シモンズへの関心が伝えられるなど、遊撃手の補強を目指していた。遊撃手を獲得してビシェットを三塁へコンバートする構想があるものとみられていたが、どうやらセミエンを遊撃手として起用するつもりはないようだ。「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールによると、ブルージェイズはセミエンを正二塁手として起用する方針だという。

現在30歳のセミエンはアスレチックスの正遊撃手として6年間活躍し、2019年には打率.285、33本塁打、92打点、10盗塁、OPS.892という自己最高の成績をマークしてMVP投票で3位にランクイン。ただし、昨季は53試合に出場して打率.223、7本塁打、23打点、4盗塁、OPS.679と低調だった。アスレチックスでの6年間は遊撃以外の守備に1度も就いておらず、二塁や三塁を守ったのはホワイトソックス時代の2014年が最後である。

セミエンの加入により二塁から弾き出されるキャバン・ビジオは内外野の様々なポジションを守れる選手のため、ブルージェイズは柔軟な選手起用が可能となる。昨季一塁へコンバートされ、三塁への復帰を希望しているブラディミール・ゲレーロJr.が守るポジション次第でビジオが守るポジションも変わることになるだろう。

比較的高額な1年契約でブルージェイズに加入するセミエンは、今季好成績を残したうえで、1年後のオフに好条件の複数年契約を目指すことになりそうだ。