吉野ヶ里の住民と留学生 「やさしい日本語」で交流

顔見知り増え「心強い」

© 株式会社佐賀新聞社

自己紹介をする日本人参加者とカナダからの留学生ジョナサンさん(右)=吉野ヶ里町の中央公民館

 「やさしい日本語」を実践し、同じ地域に暮らす外国人と交流する催しが24日、吉野ヶ里町の中央公民館で開かれた。ミャンマーやカナダ、ベトナムの留学生9人を含む32人が参加し、地元の人は伝えたいことを簡単な日本語にしてコミュニケーションを取った。

 県国際課と吉野ヶ里町が地域に暮らす外国人をサポートできるようにと開いた。日本人の参加者は1週間前に「やさしい日本語」講座に参加。同課の山口みな子さん(55)が講師を務め、「徒歩5分」を「歩いて5分」に言い換えることで外国人に伝わりやすくなることなどを学んだ。

 交流会はそれを試す場として設け、自己紹介で緊張をほぐした後、自国の正月を紹介するなどしていた。

 参加した同町の山岡ひろみさん(49)は「やさしい日本語を使い、相手のことを思いながら交流できた」と話した。カナダからの留学生ジョナサンさん(30)は「同じ町に住んでいる人と仲良くなれたことがうれしい」と笑顔を見せ、困ったときに助け合える顔見知りが増えて「心強い」と話していた。(中島野愛)