叙勲・褒章103回ギネス世界記録 古賀常次郎さん(佐賀市)3度目認定

寄付総額8億5500万円 「皆さんのおかげ」

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褒章など103回の受章でギネス世界記録の認定を受けた古賀常次郎さん(左)。右は佐賀保護観察所の原尾巧子所長=佐賀市城内の佐賀合同庁舎

 長年にわたって更生保護や青少年育成の分野に多額の寄付をしている更生保護法人佐賀県恒産会理事長の古賀常次郎さん(81)=佐賀市=の褒章などの受章回数が103回に上り、ギネス世界記録の認定を受けた。12日付。古賀さんは「これまで見守ってくださった皆さんのおかげ」と喜んでいる。

 古賀さんは少年時代に荒れた時期があったが、保護司らとの出会いで立ち直り、20代で古賀商事を設立。「緩まないネジ」の発明などで成功を収めた。更生保護や教育振興、社会福祉などへの寄付を続けており、これまでの総額は約8億5500万円に上るという。

 2014年に叙勲・褒章などの受章回数が62回を数え、それまでイギリス人が持っていた記録「9」を更新したとして初めてギネスの認定を受けた。その後も記録更新を続け、今回の認定は3回目という。

 26日には、佐賀保護観察所の原尾巧子所長ら県内の更生保護関係団体の関係者に認定を報告した。古賀さんは「コロナ感染拡大の時、心を一つにし、忍耐と努力で危機を乗り越えたい」と話した。(松岡蒼大)

褒章など103回の受章でギネス世界記録の認定を受けた古賀常次郎さん=佐賀市城内の佐賀合同庁舎