全国中学スキー中止 闘志胸に次の舞台へ/青森県大会・大回転3連覇 宮川さん(青森・横内中3年)

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県中学スキー大会の女子大回転で優勝した宮川さん=12日、大鰐町の大鰐温泉スキー場

 「全国の舞台で表彰台に立つ」という目標はかなわなかった。青森県中学スキー大回転で3連覇を達成した青森市横内中3年の宮川望さんは、さらに上のステージとなる全国中学校スキー大会(全中、2月3~5日・長野県野沢温泉)に照準を合わせていたが、大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった。悔しさを秘めつつ、気持ちを切り替え、高校での活躍を誓う。

 全中に特別な思いを抱いている。「全国大会と県大会では、大会の雰囲気や選手の競技に取り組む姿勢が違う」と言う。

 12~13日の県中学スキーで大回転と回転の2冠を達成し、3年連続で全中の出場権を獲得した。だが、これまで入賞経験はない。昨年2月に出場予定だったジュニアオリンピックが、北海道での新型コロナ感染拡大で中止になったことが頭をよぎった。「自分にとっての最後の全中もどうなるか分からない」。それでも、開催を信じてきた。

 18日にニュースで大会中止を知った。冷静に受け止め、「練習をする期間が増えた」と前向きに捉えた。「身長が低い(146センチ)ことをうまく生かして、ターンをポールに近いところでできるようにしたい」と技術的な改善点も見いだしている。

 姉・侑子(ゆきこ)さん(柴田学園高校3年)は今月行われた県選手権と県高校スキーの女子大回転で優勝するなど若手のホープ。その背中を追って柴田学園に進学し、スキーを続ける。

 既に同校スキー部の練習に加わっている。「夏のトレーニングは、先輩にも負けないようにしたい」と闘志を燃やす宮川さんの目標は、インターハイでの活躍。悔しかった思いを胸に、再び前に進む気持ちを固めた。