長崎国際ゴルフ倶楽部 非接触でチェックイン ビジター向けにシステム開発

スマートフォンに送られた専用バーコードをスキャンすれば利用できる自動チェックインシステム=諫早市、長崎国際ゴルフ倶楽部

 長崎県諫早市小ケ倉町の長崎国際ゴルフ倶楽部は26日、新型コロナウイルス感染予防対策の一環で、ビジター客向けの自動チェックインシステムを自社で開発、運用を開始した。利用者はLINE(ライン)やメールで名前などを事前に登録後、同施設から送られた専用バーコードをフロントでスキャンすれば利用できる流れ。チェックイン時の接触回避と時間短縮が狙い。
 同施設によると、同様のシステム導入は県内のゴルフ場で初めて。会員向けのチェックインは手のひらの静脈認証で対応している。
 同施設は1964年設立。18ホールがあり、1日平均約100人が利用。ビジター客のチェックインはこれまで名前などの情報を紙に書き、使用したボールペンは消毒していた。接触機会の低減と業務効率化を図ろうと、システムエンジニアでもある草野紀視子管理部課長が昨年からシステム構築に着手し、希望するビジター客の情報登録を進めている。
 原田信彦総支配人は「お客様の手間を簡略化し、スムーズに利用してもらえる」と話す。登録者は割引料金で利用でき、お得な情報が提供される。長崎国際(電0957.22.4086)。

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