藍色の濃淡 繊細に円や花鳥表現 新潟・みなとぴあ「白根絞り」展

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藍色の濃淡が美しい「白根絞り」展=新潟市中央区

 新潟市中央区の市歴史博物館(みなとぴあ)で、市無形文化財の「白根絞り」の展覧会が開かれている。模様や藍色の濃淡を自在に操り、趣向が凝らされた作品が並び、訪れた人が感心していた。

 白根絞りは、南区白根地域で生産された絞り染め。明治期には全国的に広がり、日本三大絞りの一つともいわれたが、戦後、洋装化などにより衰退した。今回、技術を復元、伝承している同区の「サークルしろね絞り」のメンバー約40人の作品約100点を展示した。

 会場には、長さが2メートルを超えるタペストリーや、手拭い、立体オブジェなどがずらり。多彩な絞りの技術を駆使し、円や幾何学模様、花鳥などを繊細に表現している。

 西区の主婦(68)は「小さく絞って模様にするのは気の遠くなるような作業。色もきれいで手仕事のすごさを感じた」と驚いていた。

 31日まで。無料。