タイガースが正捕手確保 メッツからFAのラモスを獲得へ

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「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、タイガースはメッツから契約オプションを破棄されてフリーエージェントとなったウィルソン・ラモスと1年200万ドルで契約合意間近となっているようだ。タイガースは昨季60試合中37試合で先発マスクを被ったオースティン・ロマインがフリーエージェントとなってカブスへ移籍しており、新たな正捕手の確保が急務となっていた。

タイガースのA・J・ヒンチ新監督は補強を検討しているポジションの1つが捕手であることを明らかにしていたが、その発言から数時間後、ラモスの獲得が決定的となった。現在タイガースの40人ロースター内には捕手がグレイソン・グライナーと有望株ジェイク・ロジャースの2人しかおらず、ロジャースにマイナーで実戦経験を積ませるあいだは、正捕手・ラモス、控え捕手・グライナーの体制で戦うことになるだろう。

現在33歳のラモスはメジャー11年間で通算128本塁打、OPS.755をマークし、オールスター・ゲーム選出2度(2016年と2018年)、シルバースラッガー賞1度(2016年)の実績を誇る。2018年オフに2年1900万ドル+オプション1年でメッツに加入し、2019年は141試合に出場して打率.288、14本塁打、73打点、OPS.768とまずまずの活躍を見せたが、昨季は45試合で打率.239、5本塁打、15打点、OPS.684と低調。シーズン終了後にオプションの行使を拒否され、バイアウト150万ドルを受け取ってフリーエージェントとなっていた。

かつては40%以上の盗塁阻止率をマークしたこともあるように、守備面でもチームに貢献できる選手だったが、2016年から5年連続で守備防御点がマイナス、2019年には自己ワーストの-11を記録するなど、衰えが目立っている。強肩好守のロジャースがメジャーに定着するまでの「つなぎ役」として存在感を示すことができるか注目したい。