ジャイアンツ 巧打の左打者・ラステラを3年契約で獲得へ

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「NBCスポーツ・ベイエリア」のアレックス・パブロビッチによると、ジャイアンツはアスレチックスからフリーエージェントとなったトミー・ラステラと契約合意間近になっているようだ。「ESPN」のジェフ・パッサンは3年契約であることを伝えている。ジャイアンツはファーハン・ザイディ編成本部長就任後、ウィルマー・フローレスに与えた2年+オプション1年の契約が最長であり、もし報道通りに3年契約が成立すれば、ザイディ政権下で最長の契約となる。

ジャイアンツは今季限りでブランドン・ベルトの5年契約とブランドン・クロフォードの6年契約が終了し、ジョニー・クエイトとバスター・ポージーも来季の契約が球団側に選択権のあるオプションとなっているため、エバン・ロンゴリア以外の高額年俸選手を一掃できる。正二塁手のドノバン・ソラーノも今季終了後にフリーエージェントとなるため、ラステラは今季はプラトーン要員、来季からはレギュラー候補としてプレーすることになりそうだ。

現在31歳のラステラはエンゼルスへ移籍した2019年にブレイクし、自己最多の16本塁打を記録。オールスター・ゲームに初選出されたが、故障のため出場することはできなかった。昨季はエンゼルスとアスレチックスの2球団で合計55試合に出場して打率.281、5本塁打、25打点、出塁率.370、OPS.819をマークし、前年の活躍がフロックでなかったことを証明。27四球に対してわずか12三振という巧打が光った。

守備では遊撃を除く内野3ポジションを守ることができるため、今季は右打ちのソラーノやロンゴリアとのプラトーンで二塁または三塁の守備に就く機会が多くなりそうだ。今季終了後にベルトとソラーノがフリーエージェントとなるため、来季からは一塁または二塁のレギュラー候補になるとみられる。ソラーノが昨季の好調(打率.326)を維持できないようであれば、ラステラは今季から正二塁手を務めることになるだろう。