あわら温泉の旅館15軒が計画休館

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国の「Go To トラベル」一時停止の影響を受けるあわら温泉街=福井県あわら市温泉4丁目

 国の観光支援事業「Go To トラベル」の一時停止が続く中、福井県あわら市内で計画休館を実施している温泉旅館が15軒に上っていることが1月26日、市のまとめで分かった。

 新型コロナウイルス感染拡大によってGoToの一時停止は2月7日まで延長されている。同市は、収容人数100人以上の市内22旅館に調査し、20日時点での結果を市会全員協議会で説明した。

 市によると、平日に数日間の計画休館を実施しているのが9軒、週末のみ営業が4軒、2月7日まで休館が2軒だった。

 白和荘では今月、ほぼ半分にあたる14日間を休館としている。立尾章英社長(64)は「割引で予約していたお客さんが軒並みキャンセルになった。この状況が続けば、2月以降もかなりの休館になるだろう」と声を落とす。

 予約が1件でもあれば光熱費や人件費などコストはかかるものの営業する方針で、「従業員のモチベーションを保つことも重要。大雪で荒れた庭の修繕や館内のメンテナンスをしながら、Gotoの再開を待つ」と話した。

 大江戸温泉物語はホームページで2月7日までの一時休館を発表している。

 市は、GoTo一時停止が延長される前の一時停止期間(12月28日~1月11日)のキャンセル状況(1月5日時点)も調査。約5900件、約2万2500人のキャンセルがあった。損失額はGoto割引前の金額で、約6億2千万円と推計されている。