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スペイン1部バルセロナのFWリオネル・メッシ(33)が27日(日本時間28日)に行われたスペイン国王杯4回戦のラージョ・バリェカノ戦で復帰し、いきなりゴールを決めて2―1の逆転勝ちに貢献した。
17日(同18日)に行われたスペイン・スーパーカップ決勝のビルバオ戦で相手選手に〝ラリアート〟を見舞って初の一発退場。厳罰で長期間の出場停止も予想されたが、メッシに科された処分は2試合。復帰戦となった一戦、背番号10はいきなりスタメンのピッチに立った。
前半からバルサが圧倒的にボールを支配したものの、19分、35分のシュートはクロスバーとポストに嫌われてスコアレスで折り返し。後半18分には先制点を許し、ピンチに陥った。だが直後の24分、FWアントワヌ・グリーズマン(29)の横パスを受けたメッシが、左足でゴールに流し込んで同点に追いついた。
これで流れを引き戻すと、35分にはメッシの絶妙なループパスを起点に、最後はMFフレンキー・デヨング(23)が蹴り込んで逆転。これが決勝点となり、2部チーム相手に冷や汗をかきながらも8強入りを果たした。