<新型コロナ>春日部市、3月からワクチン接種 高齢者7万3千人先行 1会場で1日400人接種目指す

© 株式会社埼玉新聞社

新型コロナウイルスのワクチン接種が3月開始予定の春日部市

 埼玉県春日部市は、新型コロナウイルスのワクチン接種を市内65歳以上高齢者約7万3千人を対象に、3月中旬からワクチン接種に向けて準備を進めている。28日に市議会臨時会を開き補正予算(約6700万円増)を提案する。26日行われた同市の記者会見で発表した。

 市は14日に8人体制でプロジェクトチームを設置。市医師会と連携し、国や県の指導を受け事業の準備を進める。対象者に接種券を送付、接種会場を設け1会場で1日400人の接種を目指す。

 米ファイザー社のワクチンは搬送・保存に冷凍する必要がある。専用フリーザーは、6月まで計15台が割り当てられる予定だが、3月の時点で使用できる台数は4台と見込んでいる。

 会場は調整中。密にならない状況で、待合、問診、接種に加え、副反応を観察するため30分待機するスペースなどが必要とされる。市立医療センターなどの医療機関、あるいは公民館や体育館など公的施設が候補に挙がっており「(病院か公的施設か)両にらみ」で会場を設置する方向で検討を進めている。

 会場数も未定。医師や看護師、場合によっては薬剤師の支援が必要で、今後医師会はじめ関係団体と細部を詰める。市担当は「とにかく準備期間がないというところがつらい」と苦しい表情で話した。