
ローソン沖縄(浦添市、中西淳社長)が、県内の商業高校生と開発した3種類のパンが、26日に発売された。中部商業高の「カスタード紅芋クロワッサン」、名護商工高の「シークヮーサーパイ~大豆粉使用~」、那覇商業高の「シークヮチーズチョコっとクロワッサン」が、2月15日までの期間限定で販売される。
3商品は、昨年10月に開かれたローソン沖縄の「商品開発プロジェクト」の最終審査会で、グランプリを獲得した。
カスタード紅芋クロワッサンは、コロナ禍で観光土産が売れず余った紅芋を消費につなげたいという思いで開発した。中部商業高の渡邊桃子さんは「甘いカスタードと紅芋ペーストがマッチして、濃厚な味わいになっている」と話す。
シークヮーサーパイは、生地に大豆粉を使うことで糖質を抑えた。シークヮーサー果汁だけでなく果皮も加えた。名護商工高の上原千優奈さんは「トーストすると、シークヮーサーの香りと生地のサクサク感が一層楽しめる」とPRした。
シークヮチーズチョコっとクロワッサンは、シークヮーサー果汁が入ったクリームチーズを、チョコと一緒にクロワッサンで挟んだ。那覇商業高の佐藤菜音さんは「おやつ感覚で、仕事に疲れたときに食べて元気を出してほしい」と話した。全て税込み150円。