優勝争い中のマンUに痛い黒星 最下位チームにホームで屈辱の敗戦

敗戦後、対戦チームの選手をたたえるスールシャール監督(ロイター)

イングランド・プレミアリーグ第20節、優勝争いを繰り広げるマンチェスター・ユナイテッドが27日(日本時間28日)に行われたホームのシェフィールド・ユナイテッド戦に1―2で敗れる波乱があった。

前日26日にマンチェスター・シティーが勝利したため、暫定的に首位の座を明け渡したマンU。それでもこの日の一戦で勝てば再びトップに戻れるだけに必勝態勢で臨んだが、まさかの落とし穴にはまった。

前半23分にCKから先制を許しながらも、後半19分に同じくCKからDFハリー・マグワイア(27)はヘディングシュートを決めて追いつく展開。一気に逆転といきたいところだったが、その10分後の29分、相手のシュートがマンUの選手に当たってコースが変わり、そのままゴールに吸い込まれて勝ち越された。その後の懸命の追い上げも実らず、今季19試合でわずか1勝しかしていない最下位のチームに金星を献上してしまった。

マンUにとってはこれが14試合ぶりの黒星。英紙「BTスポーツ」によると、オーレグンナー・スールシャール監督(47)は「魔法のようなものが欠けていた。相手の守備が良く、我々にはアイデアがなかった。特に2失点目はお粗末だった」と無念のコメントを残した。

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