久保建英が激白!「東京五輪が開催されるなら100%の力で準備する」

胸中を語った久保建英

スペイン1部ヘタフェは28日、今月8日に期限付き移籍で加入した日本代表MF久保建英(19)のインタビューを、クラブ公式サイトで公開した。

久保は幼少期からバルサの下部組織で育ち、Jリーグでのプレーを経て、18歳になった昨年から再びスペインに戻った。日本からの注目が大きいことを自覚しており「結果やいい試合(をすること)で返していかないといけない。責任というよりは要求というか、期待値が高い分、自分もいいプレーで応えないといけない」と使命感を抱いていることを明かした。

日本でのサッカー人気についても問われ「強豪国ではないが、強豪国になろうとしているのが今の日本の現状。リーガ(スペインリーグ)や(イングランド)プレミアリーグに追いつこうとしてJリーグもやっているし、サッカー協会もやっている」と日本サッカーの立ち位置を説明。

その上で「そういった意味で、自分のような選手がどんどん出てくるようなことが大切なのかなと思うし、こういった経験を自分が生かしていければいいのかなと思う」と語った。

すでにA代表デビューを果たしているが、今夏に迫った東京五輪での活躍も望まれる。「まずは健康が第一なので、今のこういう(新型コロナウイルス禍の)状況の中で、五輪に出たいとかいうつもりはまったくない」と前置きしつつ「もし開催されるのであれば、100%の力で準備しておくことが選手の義務だと思う」と言及した。

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