吉本退社騒動のキンコン西野 今度はプペル批判の評論家に噛みつく

荒ぶる西野

吉本興業からの退社を検討している「キングコング」西野亮廣(40)が28日、ブログを更新し、自身の映画「えんとつ町のプペル」を批判した評論家に反論した。

西野が描いた絵本「――プペル」は映画化され、ヒット中。28日のブログでは「とにかく今日も売れたくて必死です」と記し、観客動員数を少しでも伸ばそうと精力的に動き回っている。そのため、同作への批判には過敏に反応する。

西野がブログで怒りの矛先を向けたのは、かねて共演経験もあり、オタクの王〝オタキング〟こと、評論家の岡田斗司夫氏(62)。

「今回、岡田斗司夫さんが『プペルはここがダメ!』というサムネイルで動画をアップされていた」と切り出し、「『面白いアニメは必ずオタクに見つかって2次創作(パロディ)されるんですよ。プペルは無いでしょ?』みたいなこと言っておられたのですが、さすが雑すぎると思いました」と疑問を投げかける。

「おそらく岡田さん的には、『あのアニメも、このアニメも、そのアニメも、2次創作されるじゃん。ほら、面白いアニメは2次創作されるんだよ』といった感じで展開したいと思うのですが、それは『面白くて2次創作されているアニメ』だけを抽出しているだけの話で、『面白くて2次創作されていないアニメ』を除外して数えてしまっているから、統計の取り方を大幅に間違っちゃってるんです」と続けた。

「プペルの二次創作なんて大量にあるわけじゃないですか?」とし、具体的に「グッズだけじゃなくて、ついには、プペルのバスとか、プペルの幼稚園とかができてますが、あれは僕ら(公式)が仕掛けているわけじゃなくて、ファンの方がやっているやつです」と例を挙げて紹介。

その上で「サムネのデザインから始まって、今回の岡田さんのお仕事はヘイトを集めて再生回数を稼ぐ売れないyouTuberの仕事で評論に値しない。あのポジションを守りたいのであれば、もう少しだけ視野を広げて、勉強された方がいいと思います」と痛烈に切り捨てた。

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