【特集】人気インスタグラマーが伝授!“映える観光写真”を撮るテクニック2「同系色の服装が“映える”」

長野市は長野の新たな楽しみ方を発掘するプロジェクト「Go To 長野市 デジタル世代のススメ」を2020年10月よりスタート。デジタルネイティブ世代のゲストを招き、若者独自の視点から長野の魅力を発信するという取り組みを行っています。第1弾は人気YouTuberの関根りささん、第2弾では東大発のクイズ集団QuizKnockが参加。そして今回は、人気インスタグラマーの石井里奈さんを講師に招き、地元学生に“映える写真”の撮り方をレクチャーするという体験ツアーが開催されました。インスタグラマーが伝授する、観光写真を撮るコツを3回にわたってお伝えする特集の第2回です。

(C)公益財団法人 ながの観光コンベンションビューロー

真田家ゆかりの地、長野市松代町

(C)Nao

長野市の南端に位置する松代町。江戸時代には松代藩の城下町として栄え、今なお武家屋敷や古寺が残り、歴史情緒溢れる街として名を馳せます。

ツアー訪問地3つ目は「真田邸」。文久の改革による参勤交代の緩和にともない、妻子の帰国が許可されたことから、松代藩9代藩主・真田幸教が義母の貞松院の住まいとして1864年に建てた松代城の城外御殿です。松代城跡の建築物としては唯一当時のまま残される建物で、主屋や表門、土蔵など江戸末期の武家屋敷の面影を色濃く伝えています。四季折々の自然美を一望する座観式庭園など見どころも充実。

撮影のコツ6:白黒の建物には同系色の服装が“映える”

(C)Nao

表門を入った中庭は小石が配された地面や白黒の建物など、モノトーンな印象。石井さんは「白と黒のコントラストが特徴的な場所では、服装の色味もそろえることで統一感が出て映えますよ」と提案します。

(C)公益財団法人 ながの観光コンベンションビューロー

石井さんが実際に投稿したインスタ写真。たしかに背景との一体性が出て、美しく調和しているのがわかります。

「服ひとつで写真のイメージが変わってくるので、マフラーや雑貨を取り外したり、いろいろ工夫してみると面白いですよ」(石井さん)

撮影のコツ7:奥行きのある空間は真正面から撮影すべし

(C)Nao

主屋の中にある畳敷の廊下。奥行きが長く、まるで大奥に登場しそうな華麗な雰囲気はキレイに撮りたいところ。

(C)公益財団法人 ながの観光コンベンションビューロー

「一番奥にある襖を中央に置いて、天井と床が1:1になるように撮影すると深みが引き立ちます。このような場所ではスタイルアップ狙いで人物を下から撮ってしまうと奥行き感がわかりづらいため、真正面から撮るのがおすすめ」(石井さん)

撮影のコツ8:「#彼氏目線」は自然な笑顔を意識して

(C)Nao

石井さんいわく、最近はインスタグラムで「彼氏目線」「彼女目線」というハッシュタグをつけるのがトレンドとのこと。ご本人をモデルにテクニックを教えていただきました。

(C)Nao

#彼氏目線や#彼女目線の写真を撮るときは、iPhone「ポートレートモード」の「2×」を選ぶと顔がはっきり映るのだそう。

(C)公益財団法人 ながの観光コンベンションビューロー

石井さんが実際に投稿した写真がこちら。思わず“いいね”を押したくなる、ドキドキしてしまうかわいさ。ちなみに彼氏、彼女がいない人は好きな芸能人を想像して微笑んでみるのもアリのようです。

「カメラを彼氏だと思って、自然な笑顔を意識するのがポイント。#彼氏目線はバズりやすいのでぜひ付けてみてください」(石井さん)

第3回では料理写真のテクニックなどをご紹介。どうぞお見逃しなく!

真田邸

住所:長野県長野市松代町松代1

電話:026-215-6702

開館時間:4月~10月 9:00~17:00(入場16:30まで) 11月~3月 9:00~16:30(入場16:00まで)

休館日:12月29日~1月3日

© 株式会社オンエア