中日・大野雄が〝同級生〟にエール「マー君と投げ合えればうれしい」

〝同級生〟田中への思いを語った中日・大野雄

楽天復帰が決まった田中将大投手(32)について、夏の甲子園決勝で対戦経験のある中日のエース・大野雄大投手(32)が思いを語った。

「びっくりしました。日本球界も盛り上がると思うし、楽天さんの力もすごいなと思いました。個人的には投げ合ってみたい。ヤンキースのエースをやっていたマー君と投げ合えればうれしいです。マー君というのもおこがましいですけど。同級生に大野というピッチャーがいることを知ってもらえたらうれしいですね」

大野雄は高校2年生だった2005年、京都外大西の控え選手として夏の甲子園に出場。決勝で対戦したのが、この大会で全国制覇することになる駒大苫小牧で、相手マウンドには同じ2年生の田中がいた。

「目の前で投げているのを見たのは自分が高校2年の時の甲子園の決勝戦。ベンチから見ていて、こういう選手がプロに行くんだなと思いました。生で見たのはそのときが最後です」

そんな大野雄も昨季は沢村賞に輝くなど、球界を代表する大エースになった。

「田中投手はどう考えても結果を残すと思う。早くピッチングを見たいですね」

高校時代にはかなわなかった、大野雄と田中の投げ合いは実現するか。

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