ボーイング777X、納入を再延期 2023年後半に

ボーイングは1月27日、ボーイング777Xの納入を2023年後半に延期すると発表した。

通期決算発表で明らかにした。各国での認証要件、新型コロナウイルスによる市場の需要など、多くの要因を反映したという。関連して、65億米ドルの税引前費用も計上した。

新型コロナウイルスの感染拡大や、ボーイング737 MAXの飛行停止などの影響を大きく受け、通期の最終損益は119億4,100万米ドルの赤字となった。民間航空機の引き渡しは157機で、2019年と比べて半減した。そのうち、ボーイング737 MAXの引き渡しを再開した第4四半期が59機で約4割を占めた。

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