佐世保・対馬の社協へ 車両を寄贈 川崎清老人福祉基金

寄贈した車両の前で記念写真に納まる木村専務理事(右)と深堀会長=長崎市、県総合福祉センター

 川崎清老人福祉基金(川崎孝会長、長崎市)は26日、長崎県佐世保市と同県対馬市の両社会福祉協議会に軽自動車各1台を寄贈した。
 同基金は、メトロ書店などを経営する川崎興産(長崎市)が長崎大水害の起きた1982年に創設。91年度から毎年、県社協を通じて県内各市町の社協などに福祉活動用車両を贈っている。今回が30回目の寄贈で、計56台となった。
 長崎市茂里町の県総合福祉センターで贈呈式があり、川崎会長代理の木村伸次郎県社協専務理事らが出席。深堀寛治佐世保市社協会長が「車は必需品。老朽化している車両もあり、大変助かる」とお礼を述べた。

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