日テレの元なでしこ阪口&有吉 佐々木則夫監督の大宮に移籍「ずっと緑の血流れてる」

左から阪口、有吉

サッカー女子WEリーグの日テレは29日、元なでしこジャパンMF阪口夢穂(33)と同DF有吉佐織(33)が大宮に移籍すると発表した。

阪口は2003年に高槻でデビューし、米国移籍などを経て12年に日テレ入り。15年からは3年連続でリーグMVPに輝いた。なでしこジャパンでは06年に初選出されると、すぐに主力として活躍。11年ドイツ女子W杯では中心選手として、初の世界一に貢献し、ロンドン五輪銀メダル、15年カナダW杯準優勝に導いた。

阪口はクラブを通じて「ベレーザというチームが大好きなので離れてしまうのは寂しいですが、これからもずっと緑の血は流れていますし(笑)、一緒に女子サッカーを盛り上げていけたらなと思います。またどこかでお会いしたときは無視しないでください(笑)」などとコメントした。

有吉は日体大卒業後の10年に日テレ入りし、12年からなでしこジャパンでも活躍。クラブを通じ「ベレーザでの11年間、本当にお世話になりました。この11年間、いろんなことがありすぎて、わたしの文章能力では到底表しきれません」などとコメントした。

WEリーグに新規参入となる大宮は、元なでしこジャパン監督の佐々木則夫氏(62)が総監督を務める。これまでになでしこジャパンDF鮫島彩(33)や同GKスタンボー華(22)らを獲得している。

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