
岡山市東区西大寺地区をイルミネーションで彩る「西大寺ファンタジー2021」が2月1日に始まる。新型コロナウイルスの影響で、関連行事の多くが中止となったものの、密を避けられるとして実施。過去最多の5万5千個の発光ダイオード(LED)で冬の西大寺を盛り上げる。28日まで。
会場数を例年の3カ所から4カ所に増やして開催。JR西大寺駅前広場(同西大寺上)では、地元の小学生が絵付けした約400個の灯籠や、和傘や扇を使った装飾が並び、和の風情を醸し出す。
岡山学芸館スクールガーデン(同所)には紫のLEDで藤棚を模したイルミネーションなどが並ぶ。西大寺観音院(同西大寺中)、西大寺緑花公園・百花プラザ(同西大寺南)もライトアップする。
西大寺ファンタジーは例年、ステージイベントなどを行う「さいだいじ冬フェスティバル」の一環で行われていた。今年はフェスティバルが中止となり、一部行事を個別開催している。
西大寺ファンタジー実行委員会は「コロナ禍を受けて会陽の規模も縮小されたが、イルミネーションは例年より充実させる。感染対策に気を付けて楽しんでもらいたい」としている。
点灯は午後5時半~10時。問い合わせは実行委事務局(086―944―5038)。
