岡山市南部で「太陽柱」観測 光永武史さん“光の帯”撮影

© 株式会社山陽新聞社

岡山市南部で観測された太陽柱=29日午前7時14分、光永さん撮影(さんデジ映像投稿ボックスより)

 太陽の光が柱のように見える「太陽柱(ちゅう)」が29日、岡山市南部で観測され、会社員光永武史さん(59)=同市南区=が撮影に成功した。太陽の上下に伸びる幻想的な“光の帯”をとらえている。

 太陽柱は大気中の氷の結晶が、太陽光に反射して柱状に見える自然現象。気温が低く、風が弱いといった条件下で見ることができる。

 写真歴40年の光永さんは、空を見上げるのが毎朝の日課。この日も午前7時過ぎ、自宅から東の空を見やったところ、くっきりとした太陽柱が目に飛び込んできた。急いで三脚にカメラをセットしたという。

 普段は写真に興味を示さない妻の直子さん(50)も感動し「ネットなどで公開してみては」と勧めてくれた。

 新型コロナウイルス禍で撮影に出掛けられなくなって久しく、気持ちが沈みがちだった光永さん。「遠方に行かなくても近場で、こんなに心を動かせられる一枚を撮影できて気持ちよかった」と話した。