貴重?潜水艦の入港シーン 1時間かけ小型船舶とロープで慎重に

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川崎重工業神戸工場に接岸する潜水艦=29日午後、神戸市中央区

 29日正午すぎ、神戸ハーバーランドの南側にある川崎重工業神戸工場(神戸市中央区)で、1隻の潜水艦が接岸した。ミナト神戸を一望できる神戸新聞神戸本社からは、小型船舶が“チームワーク”を発揮し、手際よく作業する姿が確認された。

 潜水艦は、浮上した状態で同工場に向かってきた。前と後ろは、小型船舶とロープでつながり、自走ではなく、けん引されているようにも見える。

 同工場に潜水艦が停泊している光景は、さほど珍しくない。だが、出入港の瞬間となると確認できる機会は限られており、作業を見たことがある人はそう多くないだろう。

 潜水艦が最接近すると、タグボートのような別の船舶2隻が、潜水艦を押し込むようにして岸壁との距離を少しずつ縮めていく。さらに、甲板と陸上の作業員がロープで引き合うなどし、傷つけないように慎重に接岸。入港作業は1時間足らずで完了した。(小川 晶)