深川麻衣 先輩役者との撮影は「幸せで、ぜいたくで、豊かな時間」 「おもいで写眞」でカメラマン役

「おもいで写眞」や舞台あいさつの写真を見る

女優の深川麻衣が、自身が主演を務める映画「おもいで写眞」の初日舞台あいさつに、高良健吾、香里奈、熊澤尚人監督と登壇。作品や撮影のエピソードなどを語った。

深川麻衣、高良健吾、香里奈が所属する芸能事務所「テンカラット」25周年記念作品として製作された「おもいで写眞」。節目となる作品の主演についての思いを聞かれた深川は、「出させていただけるだけでうれしいですし、まさかの主演という大役をいただいて、素晴らしい先輩方がたくさんいらっしゃるので、自分でいいのかなと」とプレッシャーを語ったあと、「事務所を入籍?移籍?」と言い間違えて赤面しつつ、事務所の移籍によって実現した作品で先輩方と共演できたことを、「幸せで、ぜいたくで、豊かな時間」と噛みしめていた。

その言葉を聞いた熊澤監督は、「先ほど入籍ってありましたけど、深川さん的には家族の一員になった気分だったんじゃないのかなと。高良君、香里奈さんと一緒にいると家族っぽい感じがした」と、温かい撮影現場だったことを振り返った。

ロケ地となった富山県については聞かれた深川は、人の優しさについて語り、近所のおばあちゃんが冷やしトマトを差し入れしてたエピソードを明かした。また、印象に残っている撮影として、「富山の朝のリアルな風景が切り取られている」と、実際に働いている人たちを撮影した魚市場のシーンを挙げた。

「おもいで写眞」は、「遺影」ではなく、それぞれの思い出あふれる場所で写真を撮影する「おもいで写真」を撮る音更結子が、老人たちとふれあう中で人生の意味を見いだしていく物語。「虹の女神」「君に届け」などの熊澤尚人監督が自ら手がけた同名小説を映画化した。深川麻衣が主演を務め、高良健吾、香里奈、井浦新、古谷一行、吉行和子らが出演している。深川麻衣が所属する芸能プロダクション「テンカラット」の25周年企画として製作された。

おもいで写眞
2021年1月29日(金)全国ロードショー
配給:イオンエンターテイメント
© 「おもいで写眞」製作委員会

© 合同会社シングルライン