体操男子でリオデジャネイロ五輪団体金メダルの白井健三(24=日体大大学院)が馴染みの環境で東京五輪に挑む。
白井は今春に日体大大学院を修了する予定となっていたが、同大は29日に4月1日から同大の任期制教員として採用すると発表。引き続き拠点の同大で練習を行うことが可能になった。
一昨年はケガに泣かされ、世界選手権の代表から落選。昨年もケガの影響もあり、全日本選手権(12月、群馬・高崎アリーナ)で個人総合18位に終わるなど、悔しい1年を過ごした。
次戦は東京五輪の代表選考を兼ねた全日本選手権(4月)になる予定。1月5日の新年初練習では「リラックスした状態で臨めた。今年の出だしとしては120点満点」と語っていただけに、世界の頂点を知る男の逆襲に注目だ。