「鬼滅の刃」に次ぐ2021年JC・JKトレンドは? 流行はTikTok発!

TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。1月11日(月・祝)放送の「オピニオンCROSS neo」では、起業家で実業家の椎木里佳さんが「JC・JK流行語大賞2020」と「2021年JC・JKトレンド予測」について解説しました。

◆モノ部門はやはり「鬼滅の刃」

まずは「JC・JK流行語大賞2020」。「ヒト部門」の1位はNiziU。そして、北村匠海さん、LiSAさんと続くなか、MCの堀潤が気になったのは5位のしゅんまや。18歳のしゅんさんと16歳のまやさんによる夫婦YouTuberで、昨年まやさんは女児を出産。16歳ながら子育てをしているところに憧れる女子中高生が多いと椎木さん。

「モノ部門」では1位が「鬼滅の刃」。「アプリ部門」1位の「Widgetsmith」はスマホのホーム画面を自由にアレンジできる「ホーム画面アレンジ」(モノ部門4位)の代表格で、かなり流行したとか。

「コトバ部門」では「きゅんです」がトップに。これはTikTokでブームとなったシンガーソングライター・ひらめさんの楽曲「ポケットからきゅんです!」から生まれた言葉で、椎木さんは「うれしいのをアピールしたりするときに(主語を付けずに)使うと、より今っぽい感じ」と使い方を説明。

◆2021年のトレンド予測は…

一方、「2021年JC・JK トレンド予測」について、椎木さんは「全体的な傾向としては空前のネトフリ(Netflixの)アニメブーム」と声を大にします。なかでも「ヒト部門」に入っているシンガーソングライターのEveさんが主題歌を歌うアニメで、「モノ部門」に選出されている「呪術廻戦」は大流行しそうな予感だとか。

また、2021年は「TikToker戦国時代」に突入するようで、「ヒト部門」の小林の小林さん、「コトバ部門」の「おはようでやんす」や「いとしなもん」、「レモン少年」など、これらは全てTikTok発。「もはやコトバもYouTuberやテレビからではなく、TikTokerが発信したものが流行になっている」と力説します。

すると堀からは「TikTokの何が一番いいの?」という質問が。椎木さんは若干戸惑いながらも「テレビみたいな感じ。自分が知らないものがたくさん出てくる」と言います。というのも、YouTubeはレコメンドされたものを観るという感じが強いものの、TikTokでは思いがけないものが観られ、さらには「それに"いいね”を押すと自分の好みの感じに変わってくるところもいい」と説明。

「アプリ部門」の注目は「ストーリーエフェクト」。これはInstagramのストーリーズ(Stories)機能のなかでエフェクトやフィルターをかけられるアプリで、これまでは違うアプリでフィルターをかける必要があったものの、アプリのなかで完結可能なところが魅力だと言います。

ここで再び堀から質問が。「若い子はなぜみんなフィルターをかけるの?」との問いかけに、椎木さんは「フィルターをかけずに写真を撮るなんてあり得ない。ある意味、無加工の写真はスッピンのようなもの。スッピンを見せるよりメイク(加工)した写真を見せるほうがかわいいという理論」とJC・JKの気持ちを代弁します。

なお、「アプリ部門」には新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」も入っており、椎木さんによると学校や塾に行くときなどに使っている子が増えているそう。年配の方にはなかなか難しいJC・JKトレンドですが、「COCOA」は世代を問わないものだけに、椎木さんは「ぜひこれを会話の共通点として入れていただければ」と話していました。

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<番組概要>
番組名:モーニングCROSS
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00 「エムキャス」でも同時配信
レギュラー出演者:堀潤、宮瀬茉祐子
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/morning_cross/
番組Twitter:@morning_cross

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