A・マドリードがヘタフェのMF久保建英獲得に怒! FW2人〝引き上げ〟検討

MF久保建英

スペイン1部アトレチコ・マドリードは同1部ヘタフェが日本代表MF久保建英(19)を獲得したことに激怒していると、地元紙「エル・ルボスマルケ」が報じた。Aマドリードがヘタフェに貸し出しているFWビクトル・モレホ(20)とFWダリオ・ポベダ(23)の〝引き上げ〟を検討しているという。

ヘタフェは1月に久保や同1部バルセロナからMFカルレス・アレニャ(23)を獲得。押し出される形で出番を失ったモレホは、すでにアラベスに移籍する可能性が報じられていたが、同紙は「アトレチコ・マドリードを怒らせている状況」との見出しを付けて「移籍期限の最後の日まで直面している」とし、Aマドリードがレンタルに出した2人を退団させる可能性があるという。

モレホは今季ヘタフェで4試合出場。久保が加入後は出番がなく、ポベダは出場機会がない。2人ともホセ・ボルダラス監督(56)の構想に入っていないが、Aマドリード期待の若手が起用されない上、ライバルのレアル・マドリード、バルセロナから若手選手を獲得したことに不満を抱えているようだ。

同紙は「Aマドリードは、今年より大きな役割を果たすことを望んでいた2人のサッカー選手に多くの期待を寄せていた」とし「ウインターマーケットが終了する前、特に日本のMF久保建英とカタルーニャ(バルセロナ)のカルレス・アレニャが到着し退団の可能性は否定できない」と報じている。

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