渡辺雄太 絶好調で自己最多12得点 チームは僅差で敗れる

好調の渡辺雄太(右、ロイター=USA TODAY)

米プロバスケットボールNBAのラプターズとツーウェー契約を結ぶ渡辺雄太(26)は29日(日本時間30日)のキングス戦で、自己最多の12得点をマークした。

ベンチスタートの渡辺は第1クオーター残り1分20秒から投入されると、第2クオーターに3点シュートを決め、この日、初得点。第3クオーター残り4分43秒から出場し、ファウルで得たフリースローを2本とも成功させた。第4クオーターは、攻守ともに奮闘。開始3分にシュートを決めた後、この日2本目の3点シュートを沈め、試合終盤にもシュートを入れた。

今季最長となる約24分27秒プレー。試合は124―126で敗れたものの、自己最多の12得点を叩き出し、6リバウンド、2アシスト、2スティールを記録した。これまでの最高得点は、グリズリーズ時代の2019年2月7日、サンダー戦でマークした10得点だった。

昨年12月の開幕以降、今季は15試合で12試合に出場するなど、NBA3季目を迎えてプレー機会が増えており、今後の活躍も期待できそうだ。

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