田中将大、2年契約も今オフにメジャー再挑戦も「アメリカでやり残したことある」

楽天の入団会見に臨む田中将大【写真:荒川祐史】

背番号18について「結果、姿で示していけたらと思う」

ヤンキースからFAとなり古巣・楽天入りした田中将大投手が30日、都内で入団会見を行った。8年ぶりに日本球界復帰となった右腕は「まだアメリカでやり残したことあると思っている」とメジャーへの思いも吐露した。

この日の会見では楽天復帰へ至った理由を「震災から10年という年でその中で初めてFAとなりチームを選べる立場になった。10年という数字は自分にとって意味のあるタイミングと思った」と説明。

ヤンキースからFAとなりメジャー他球団からも熱視線が注がれていたが「自分自身、FAとなった瞬間タイミングでは正直な話、ヤンキースと再契約してプレーしたい気持ちがあった。しかし、かなり速い段階でお話を聞いて別々の道を歩んでいく必要があると……」と語った。

慣れ親しんだ背番号「18」については「18番という番号をつけてプロの野球選手としてキャリアスタートしている。18番というとエースナンバーという印象。以前、背負っていたから付けるじゃなく結果、姿で示していけたらと思う」ときっぱり。

2年契約については「2年契約ですが1年終わった段階で球団とお話する機会を設けてもらっている。どうなるか自分も分からないが、まだアメリカでやり残したことあると思っている。決して腰掛けじゃない。日本一取りに行きたい、心からの決断。全力で今シーズン戦いたい」と、メジャーへの思いも口にした。

【写真集】田中将大が楽天入団会見で「背番号18」のユニホーム姿を披露! 笑顔を見せる場面も

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(Full-Count編集部)

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