【白富士S】ルージュバックの弟ポタジェが4連勝の〝特急V〟でオープン制覇

30日、東京競馬11レースで行われた白富士ステークス(4歳上リステッド、芝2000メートル)は、中団で脚をためた1番人気ポタジェ(牡4歳・友道厩舎)が、直線で馬群から抜け出して差し切り勝ち。牡馬相手に重賞を4勝した女傑ルージュバックの半弟が、昨夏の1勝クラス(生田特別)から一気の4連勝と、オープン制覇の階段を〝特急〟で駆け上がった。

騎乗した川田騎手は「前半途中から流れが悪くなって位置取りが苦しくなりましたが、直線はしっかり動き出してくれました。毎回、着差はわずかですが、しっかりと走り切ってくれてえらい馬です」とパートナーをたたえた。

一方の友道調教師は「まだ歩様が硬くて、今日のような馬場はどうかと思いましたが、いつも想像以上によく走ってくれますね。次走は未定ですが、あまり間隔は詰めたくないし、距離的なことを考えると金鯱賞(3月14日=中京GⅡ、芝2000メートル)になるのかな」と今後の見通しを語った。

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