イングランド・プレミアリーグの強豪チェルシーがチーム再建へ向けて次々と〝大物強奪〟を計画している。
トーマス・トゥヘル新監督(47)を迎えたチェルシーは来季へ向けてチームの再建計画を進めており、数々のビッグクラブが獲得を狙うノルウェー代表FWアーリングブラウト・ハーランド(20=ドルトムント)の争奪戦に本格的に参戦したばかり。
さらに英スポーツ専門テレビ局「スカイ」は、ハーランドに加えて「今夏にバイエルン・ミュンヘンのDFダビド・アラバ(28)との契約に関心を持っている」と報じた。
アラバを巡ってはRマドリードが年俸1100万ユーロ(約14億円)の4年契約で基本合意したとみられていたが、スペイン紙「アス」がイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーが「年俸1400万ユーロ(約17億8000万円)と報じ、マネーゲームに発展している。そこへさらにチェルシーが横やりを入れて、世界屈指のDFをかっさらおうとしているのだ。
オーナーのロマン・アブラモビッチ氏(54)は復権へ向けて金に糸目は付けない構え。今後もさらなる大物の獲得に乗り出す可能性もあり、今夏の移籍市場ではチェルシーが台風の目になりそうだ。