プロ野球あす一斉キャンプイン 無観客でも球団は公式SNSや動画配信を予定

 プロ野球の春季沖縄キャンプが各地で2月1日から一斉に始まる。ことしは新型コロナウイルスの感染拡大があり、各球団とも厳重な予防策を立て、選手、関係者の行動管理などを念入りに対策する。県と政府が出す緊急事態宣言が解除されるまでは無観客実施となり、ファンにとって我慢の球春となりそうだ。

 各球団は、球場に足を運べないファンのために、公式のSNSや動画配信サービスなどを活用、中継などでトレーニングをする選手の様子を発信する予定だ。

 県内で春季キャンプを行うのは北海道日本ハム、阪神、広島東洋、中日、横浜DeNA、東京ヤクルト、千葉ロッテ、東北楽天、巨人の9球団。2月16日から県内で本格的にキャンプを行う巨人以外の8球団は、1日から一斉に県内で始動する。球団創設の2005年から久米島でキャンプを張る楽天は、リスクを考慮してことしは本島での実施となる。

 2月23日から始まるオープン戦は、県内では10試合が予定されている。

 県はウェブサイト「沖縄プロ野球キャンプ2021」で、最新のキャンプ情報を発信している。

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